ハイサイマーサイ沖縄探検隊

沖縄遊びに行った時の事や沖縄関係の気になる物を書いていく。たまに沖縄以外の場所も書くかも。

ガンガラーの谷で探検しよう

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那覇空港から18キロ、車で約30分で行ける所に

「ガンガラーの谷」

という洞窟のカフェがある。道路を挟んで向かい側には「おきなわワールド」というテーマパークがあり多くの人はそっちに行って、ここへは顔出し程度で帰ってしまうんじゃないかな?

住所:沖縄県南城市玉城前川202 

tel:098-948-4192

営業時間  09:00/18:00 (年中無休)

こちらでは沖縄お土産等に定着しつつある「35coffee 」や黒糖を使ったアイスクリーム等が楽しめる。(黒糖バニラ、キャラメルっぽくって美味い!)

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ちなみに「35coffee 」とは、風化した珊瑚を200℃まで熱し、じっくり時間をかけて焙煎したコーヒーらしい。35と珊瑚…オシャレなダジャレみたい。

 

もちろんこちらは、変わったロケーションなので色々なイベントにも使われているようだが、メインは「探検ツアー」である。

数十万年前は鍾乳洞だった場所が崩れ落ちて出来た森や洞窟をガイドさんの案内で歩いていくツアー。(約1時間20分)

ガジュマルの木は何であんな蔦が垂れてるのか?とか、ここに住んでいたかもしれない1万8000年前の原人「港川人」の話を交えて普段の沖縄とは一味違ったスポットを歩いていくのも楽しいかもしれない。

当日も空いてれば全然予約出来るが、シーズンによっては観光客が多くなり参加出来ない可能性もあるらしいので、確実に行きたい!って人は前日の17:00までに電話予約しておけば良いと思う。

 

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公式のホームページはこちら⬇️⬇️⬇️

www.gangala.com

 

予約を済ませたけど出発まで時間がある人は、コーヒーを飲んだりアイスを食べてノンビリして下さい。結構美味しいです。後、トイレも今のうちに済ませておいたほうがいいです。ツアー中はトイレがないので。

 

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時間になると、左側の壇上でツアーの内容を軽く説明。右の白いシート部は遺跡の発掘調査中で、ツアーが始まるとココも説明してくれる。

 

説明が終わり、いよいよ出発。

出発する時、希望者には「さんぴん茶」の水筒が渡される。(水筒は後で返却)

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 ケーブカフェを出るとこんな感じ。

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1時間20分の探検と言っても、ほとんど舗装されて歩きやすい道だし、説明を交えてノンビリ行くので疲れません。

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孟宗竹という竹で、誰かが植えたそうだ。自分の勝手なイメージでは沖縄に竹は生えてないモノと思ってたが、アジアの温暖湿潤地域に分布しているらしいので、また一つ勉強になった。

 

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ガイドさんが発見!緑色のカタツムリ!!ちなみに何で緑色かは解らないらしい。

(沖縄にはアフリカマイマイという寄生虫を媒介するカタツムリがいるので、念のため他のカタツムリやナメクジにも触らない方がいいです。アフリカマイマイの這った後にも寄生虫が潜んでる場合があります。)

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 何でもこの葉っぱの大きいヤツが「となりのトトロ」で傘代わりに使ってたヤツらしい。

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この画像の崖がある所、大昔にこの森が鍾乳洞だったときの天井部分の名残らしい。あんな高い場所に天井が有ったって事は、相当デカイ洞窟だったんだろうなぁ…。最も実物を目にしても、この開けた森を見てると、あまりピンと来ないんだが。

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大石林山程では無いが、ココにもガジュマルがある。この垂れている蔦は、地面に根付いて幹のように太くなっていく。だからガジュマルは何本もの木が広がり連なってるらしい。

 

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この川の上流に養豚場だったか養鶏場だったかが在るみたいで、チョイと家畜の臭いが漂ってきます。

 

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この「母神」と書かれた看板の場所は「拝所」になっていて、祀られている女神様は子宝に縁があるらしいのだが、実はこの看板、訪れた人が勝手に建てたモノらしい。しかし運営側では関知しないという事で、観光案内の目印として活躍している。

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母神の看板を過ぎると鍾乳洞があり、ランタンを渡され奥へ。ちなみに自分のカメラはフラッシュないので奥の写真は撮れず…

奥には鍾乳石が形どる、子宝に関する御神体がある。まぁ全国各地にありますな。

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ランタンを返して洞窟を出る。

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 道を少し引き返し、違うルートへ。

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今度は人口のトンネルを入るが、奥は天然洞窟に続く。ちゃんと照明のスイッチはツアー客が通りすぎたら切ってました。

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洞窟を抜けるとガジュマルがお出迎え。

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チョイと海賊の隠れ家っぽくてカッコいい感じだ。

 

 

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今度はツリーハウスの展望台へ。

 

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見晴らしも良い。

この展望台の上で「港川人」の話をガイドさんがしてくれる。この洞窟で港川人の生活の痕跡が見られ、その発掘調査は今も続いている。

 

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ツリーハウスを降り、この洞窟でも港川人のお話が。正直、最初は港川人はどうでも良かったのだが、ガイドさんの話の導入の仕方や説明が上手かったので、ちょっと興味が持てたし面白かった。

この探検ツアーもココで終了し、出口に行くとアラびっくり「おきなわワールド」の敷地内に出る。

そう言えば、沖縄って何気に鍾乳洞がアチコチにあるなぁ。行ったことは無いけど南大東島うるま市とか。もちろん「おきなわワールド」にも「玉泉洞」というスゴい鍾乳洞があり、結構楽しめますよ。おきなわワールドについては、また別の日に。