ハイサイマーサイ沖縄探検隊

沖縄遊びに行った時の事や沖縄関係の気になる物を書いていく。たまに沖縄以外の場所も書くかも。

伊江島タッチューねん

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 美ら海水族館のある本部半島から30分で行ける離島伊江島

伊江島といえば「伊江島タッチュー」の愛称で呼ばれているトンガリ山。

 

ちなみに伊江島タッチューは伊江島島外の人達からの呼ばれ方で、伊江島の人達からは正式名称の「城山(グスクやま)」と呼ばれている。

 

本部港へは那覇空港から車で約1時間40分、バスで2時間から2時間半で行ける。

レンタカーで行く場合、本部港は駐車場が広いものの、乗り場から近い場所は、ほぼ埋まってるので時間に余裕を持って行った方がいい。

 

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フェリー料金は往復で大人1370円、小人690円。

時刻表等は⬇️⬇️⬇️からどうぞ。

www.tabirai.net

ところで題名の「タッチュー」の意味は(先端が尖ってるモノ)とか(垂直上方に向いているモノ)という意味らしい。

www.iekanko.jp

本部港からフェリーに乗る前に、お腹が空いていたので、フェリー乗り場の売店でジューシーおにぎり等を買った。

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色々な食べ物が手頃な値段で買える。

たった30分の船旅だが、海を眺めながらの朝飯は最高だった。

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この日は4月くらいで、県外から修学旅行の団体が。

 

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ちなみに、フェリーの中にも売店があり、100円そば(沖縄そば)やジューシーが販売されている。

(沖縄の弁当屋さんや惣菜コーナーとか、結構100円そばが売られてる。コンビニのファミマだと、おでんの汁で沖縄そばが食べれる。)

 

 

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 この日は他にも予定があり、伊江島には1時間半しかいなかった。

そういった事もあり今回の伊江島は「城山(グスクやま)」「ニャティヤ洞」の2ヶ所にしか行けなかった。

フェリー乗り場を出ると「TAMA レンタ企画」というレンタサイクルのお店がある。

 ⬇️⬇️⬇️

レンタカー | タマレンタ企画ホームページ

自分は110ccのスクーターを1時間レンタルして1050円だった。自転車の他にも車や50ccのスクーターもあるので時間や予定と相談するといいと思う。

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こんな感じの道を行く。最初に向かったのはニャティヤ洞。フェリー乗り場から3キロちょっと左方向にある。(最も最初は城山目指していた筈だったのだが)

 

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 「ガマ」とは沖縄各所にある自然洞窟の事で、特にこのニャティヤガマ(ニャティヤ洞)は戦時中は防空壕として多くの人が助かった場所らしい。

(ニャティヤのニャは貝、ティヤは墓、二つ合わせて貝塚という意味)

元々は男女神が祀られており、子宝にも縁がある場所との事。様々な意味でも神聖な場所であり、特別な場所でもある事が解った。

 

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 駐車場があるので、バイクを停め階段を降りていく。ものすごい透明度!!

 

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 洞窟が見える。かなり広いみたいで千人位入れそうなことから別名「千人ガマ」と呼ばれている。

 

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このニャティヤ洞は景観が良く、とても居心地が良かった。

今まで見た景色の順位付けは難しいが、ここも上位に位置するくらい素晴らしい景色だった。

実は、この伊江島に来るまでニャティヤ洞の存在を全く知らなかったのだが、城山を目指してたのに何故か道に迷い、ニャティヤ洞への看板を見つけたので行く気になったのだが、来て本当に良かった。自分は何故か目的地が山だと道に迷い、海だと自然にたどり着く。

最も、この後も城山へ向かうが、またしても迷った。

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目的地は見えてるのに登山口の反対に来てしまっている……解せぬ…。

 

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 やっとたどり着く。

この登山口には売店があって、おそらく島の人達だろうか、憩の場所になってるようだ。フェリーの時間が迫っているので本当にダッシュで登った。

 伊江島の標高が172.2m。登山口も高い所ににあるから実際は大した距離を登るわけではない…わけではないが………

 

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まぁ急な階段だこと、普段運動してない自分にとってはかなりの体力を消耗した。

(大体10分くらい)多分ゆっくり登っても15分から20分で登れると思う。

 

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チョットだけ振り返る。たった172.2mの山なのに見晴らしがいい。

 

 

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もう少しで頂上、ヒィヒィ…息が出来ない………

(注:普通に歩いて登れば全然大丈夫な山です)

 

 

 たどり着いた頂上は視界を遮るものがなく、まさに360度の絶景パノラマだった。

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見下ろすと登山口の売店が見える。かき氷食べたかったなぁ…

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頂上には数人の先客がおり、地元の方と思われるオジイサンが弁当を食べていた。

ゼイゼイした息を整えてるとそのオジイサンに

「何だ、若いのに」と笑われた。まぁそれはそうだよな。中学生の部活じゃないんだし、普通は観光客が走って登ってくるのは有り得ないからなぁ。

 

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「力(ちから)タンナーパ足跡の伝説」

最初は「カタンナーパ」って間違えて読んだけど「タンナーパ」って力持ちの物語が記された碑がある。

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「何だ、もう行くのか?」というオジイサンに別れを告げ、フェリー乗り場へ。

 帰りも当然ダッシュ。何故か登りも降りも人と会うことが無くスムーズに跳び跳ねた。降りる時は楽だった。

 

 

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バイクを返して、少し時間が有ったのでフェリー乗り場でお土産を。

伊江島といえば黒糖とラム酒

ラム酒は大東島と伊江島が有名だが、酒を宴会でしか飲まないので代わりにドラゴンフルーツのソーダで。黒糖は何年か前に、どっかのお土産屋さんで試食してからハマって、定期的に買い続けてる。

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実は沖縄の離島はこの伊江島が初めてで、初めてのくせに何の計画もせず、伊江島タッチューねん!とかワケわからん事を言って伊江島行きを決めたのは苦い思い出だったが、わずか1時間半の滞在にもかかわらず伊江島を楽しめた。

次からは計画性を持って行動したいと思う。